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フランキンセンス(乳香)樹脂
フランキンセンスはオリバナムとも呼ばれ、和名を乳香と言います。
ムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂が固化したもので、古くから香として利用され、その歴史は数千年前に遡ると言われています。 キリストが誕生した時に捧げられた3つの贈り物のうちの1つであり、古代エジプトでも神聖な香として用いられていました。 ボスウェリア属の樹木はアラビア半島南部、東アフリカ、インドなどに自生しています。 これらの樹木は栽培して増やすことが困難なため、大変希少性があり、かつては同じ重さの金と取引されるほど珍重されていました。 フランキンセンスは傷ついた樹木が自分自身を癒すために生み出した樹脂です。 そのため、高いヒーリング効果があるとされています。 樹脂は樹木に密着しており、手作業で樹皮から削り取って収穫されています。 そのため、樹脂に樹皮がついていることも珍しくありません。 大ぶりな樹皮は目視で気付いた範囲で除去するようにしておりますが、自然が生み出す農産物のため、多少の樹皮がついた樹脂が含まれますこと、何卒ご了承くださいませ。 なお、樹皮が付いた状態で焚いても大変良い香りがします。食用の際には事前に除去をお願いいたします。 取り除いた樹皮だけを集めて香炉で焚くこともあるのですが、十分フランキンセンスらしい素晴らしい香りを楽しめます。ぜひ、フランキンセンスを生み出してくれた樹木の香りもお楽しみいただけたらと思います。 アラビア半島では、フランキンセンスを家で日常的に焚くことで、健康と繁栄をもたらすと考えられています。 また、フランキンセンスは心を清め、健康を増進するのにも役立つとされています。 フランキンセンスが採れる現地では、樹脂を焚くのはもちろんのこと、高品質なものはガムのように噛んだり、樹脂をお水に一晩浸し、フランキンセンス水として飲用する習慣があるそうです。浸水させた樹脂は完全に溶けませんが、上質な樹脂であれば残ったものを食すことでボスウェリア酸を体内に取り入れることが出来ます。 一般的なフランキンセンスの水蒸気蒸留の精油を使用するよりも、樹脂を焚くほうがフランキンセンスの効能をより多く享受することができると言われています。これは、ボスウェリア酸という成分が比重が重く、水蒸気蒸留の精油には含まれていないからだそうです。 樹脂と同じくボスウェリア酸を含むとされる、フランキンセンス精油(CO2エクストラクト)もお取り扱いがございます。 なお、フランキンセンス樹脂の緑色や青緑といったお色は、時間の経過や高温にさらされることで、退色して黄色〜茶色へと変色していきます。 なるべく良い状態を保つようにしておりますが、入荷時やご注文のタイミングによって樹脂の色に差異が生じてしまいます。農産物ゆえの事情ですので、何卒ご了承くださいませ。 また、画像につきましても、極力実物に近い色でご紹介できるよう努めておりますが、液晶によってかなりお色に差異が生じます。説明文をご参考に商品をお選びいただければと思います。 <フランキンセンス・サクラ ロイヤルグリーンホジャリ> フランキンセンスの最高峰として知られる、オマーン産のサクラ、ロイヤルグリーンホジャリです。 医療や食用に使われるメディカルグレードとして入荷しております。 焚くのはもちろん、お水に入れて一晩置き、フランキンセンス水としてお使いいただくのにも使いやすいと思います。 飲用はもちろん、このフランキンセンス水を化粧水の基材としてご利用になられている方も多く、大変ご好評を頂いています。 樹脂をガムのように噛むと非常にグリニッシュな香りが強く、目が覚めるようなウルトラスーパーミントガムといった風味です。刺激を強く感じる方も多いと思うので、最初はごく小さな欠片(もしくは小さくちぎったもの)からお試しください。 お色味は淡いイエローグリーン〜イエローが多いです。ブラウンとグリーンの中間のお色も含まれます。農産物のため、このような個体差が生じますこと、予めご了承くださいませ。 他のフランキンセンスとは一線を画し、清涼感があり、パワフルで大変波長の高い香りです。 瞑想やリラクゼーションにも最適とされています。 ![]() さらに上質なタイプとして、プレミアムグレードを選別しました。仕入元で最も上質とされる樹脂を入手し、その中から上位2割ほどしかない、クリアーな青味ののった、スルタン(国王や権力者)に献上されるグレードの樹脂のみをセレクトしたものです。入荷時の選別で、透明度が高いもの、出来るだけ緑の乗った樹脂をセレクトしていますが、乳香樹から削って収穫しているので、はがした部分には樹皮が付いていたり、樹皮の茶色が付着している場合もございます。 ![]() 1つ1つの樹脂の品質がとても良く、より上質なフランキンセンスを求められる方にぜひお手に取って頂けたらと思います。そのままガムとして食したり、一晩お水に溶かして飲む「フランキンセンス水」としても非常に人気があります。 なお、フランキンセンス樹脂の青味は、高温や光にさらされることで一気に退色します。 より良い状態でお使いいただくため、お受け取り後は必ず冷蔵庫などの冷暗所で保管し、なるべくお早めに使い切って頂くことをお勧めします。 品名:フランキンセンス・サクラ ロイヤルグリーンホジャリ、ロイヤルグリーンホジャリ・ハイグレード、ロイヤルグリーンホジャリ・プレミアム 学名:ボスウェリア・サクラ 原産国:オマーン <フランキンセンス・ダルジエリ> 日本ではほとんど見かけることのない、珍しい種類のフランキンセンスです。比較的最近になってボスウェリア酸が含まれることが分かった種です。 仕入れの際、2つのタイプがあったので両方取り寄せたところ、1つは濃いイエローカラーの樹脂が殆どでした。もう1つは上質とされるグリーンの樹脂が多く含まれるものだったのですが、今は少しお色が抜けて来てライトイエローが中心です。こちらはライトカラーとして紹介しています。 品質としてはライトカラーの方が上とされるものの、イエローカラーでも不純物はほとんど含まれず、食用やフランキンセンス水の利用にも十分に活用できるグレードでした。 より清涼感のある香りを好まれる方にはライトカラーを、甘い香りを好まれる方にはイエローをお勧めさせて頂きます。 例えば、食用ではないインフューズドオイル(浸出油)や薫香への利用ならばイエローを、ガムやフランキンセンス水への利用などの場合にはライトカラーを、といった使い分けも良いと思います。もちろん、ライトカラーを薫香に使うもよし、ガムをイエローカラーで使うもよし、です。 お好みでお選びください。 ダルジエリの樹脂は、ガムとして食すと綺麗に口の中で溶けていきます。フランキンセンス樹脂としては大変美味しい部類と思います。 焚いた際はシトラスやパイン系の爽やかさがありながらも、優しい甘さも含まれる香りで、フランキンセンス講座でもとても人気だった樹脂です。 焚くのはもちろんのこと、樹脂をお水に溶かすフランキンセンス水やチンキ、インフューズドオイルなどにも良いと思います。 焚くと植物のエネルギーをダイレクトに感じる、スーッとした香りが立ちますが、次第に甘く優しい、心地よい香りが広がります。 一般的な水蒸気蒸留の精油のイメージにあるような、フランキンセンス特有のツンとした刺激は殆ど感じません。 樹脂は強い抗炎症作用を持つことが知られ、黄色い樹脂は腎臓の治療や利尿薬としても使われているそうです。 また、現地では蚊やハエなどの虫、昆虫などを追い払く為にも焚かれているそうです。 2023年に発表された論文によると、他のフランキンセンス樹脂よりも高い含有率のボスウェリア酸が含まれることが判明し、今後薬用としての優れた可能性が期待されています。 品名:フランキンセンス・ダルジエリ 学名:ボスウェリア・ダルジエリ 原産国:ナイジェリア <フランキンセンス・パピリフェラ> 香として用いられる、非常にメジャーなフランキンセンスです。 円安の影響で仕入れ値は高騰しているのですが、以前のものよりもかなり小粒となりましたため、価格据え置きでご提供させて頂きます。 特に教会で焚かれる樹脂と知られており、フランキンセンスを焚く教会に出向かれる方は「教会の香り」と思われるかもしれません。 こちらもボスウェリア酸を含みますが、口に含むと大変苦みを感じやすく、ガムとしての利用よりも焚くことをおススメさせて頂きます。1つ1つの樹脂が小粒のものが多く、そうした意味でも焚くのには大変扱いやすい樹脂です。 こちらもダルジエリ同様、現地では虫除けとしても使われているそうです。 最近の研究では、医療用に用いられていることの多いボスウェリア・セラータの10倍の抗炎症作用を持つことがわかったそうです。 香りはレモンやオレンジといった、柑橘類のような軽やかな清涼感のある香りで、香水のベースとしても利用されることがあります。 また、透明感の高い綺麗な樹脂をセレクトしてフランキンセンス水として活用するのも良いと思います。 品名:フランキンセンス・パピリフェラ 学名:ボスウェリア・パピリフェラ 原産国:エチオピア *** <利用の際のご注意> 樹脂を焚く際は、必ず耐熱性の容器をご利用ください。 香炉など、専用の容器をお使いいただくことをお勧めさせて頂きます。 チャコール(炭)やティーライトキャンドルは大変熱くなります。火傷や火事などには十分ご注意ください。 火が消えた後も容器は高温を保つ場合がございます。点火中だけでなく、消火後もお取り扱いにはくれぐれもご注意ください。 可燃性のものを近くにおかず、ペットや乳幼児の手の届かない場所にてご利用ください。 ※弊店の商品説明・文章等の転載・引用はご遠慮いただいております。 特にフランキンセンスについては、たくさんの時間をかけて向き合わざるを得なくなったこともあり、言葉の背景には、長年の経験と想いを込めております。 ご紹介の際には、ご自身の言葉にて、表現していただけましたら幸いです。
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